旧東海道の渡し場跡。
京浜急行の六郷土手駅と 第一京浜国道の間。北野天神社(通称“止め天神”
の前に 大田区が設置した 碑がある。
これとは別に, 北野天神社の境内の隅に 1.2mほどの古い木柱が建っていて,
それに「六郷の渡し」「日本橋へ四里半」と書かれている。
(神社が建てたものか?)
八代将軍吉宗公の乗馬が暴走して あわやという時に, 将軍の“落馬を止めた”
北野天神の御加護にあやかって “落馬止め天神”として有名になった。
しかし「落馬」という言葉を嫌い, 単に“止め天神”と呼ばれるようになった。
その後, 人の身に降りかかる悪いことをすべて止めてくれる神様として信仰され,
現在では 受験生が志望校を落ちるのを「止める」ために, あるいは 選挙立候補者などが
訪れるという。