渡し碑コレクション
六郷の渡し  [ろくごうのわたし] 


場所
川崎市川崎区旭町1丁目
コメント
「六郷の渡し」碑は,多摩川の両岸−−東京都大田区と川崎市−−にある。
新六郷橋の東側, 高い位置を通っている橋に上る歩道の上り口脇に, 川崎ライオンズクラブが作った碑が ひっそりと建っている。 しかし 金属板で作られたこの碑は, 左 1/3 ほどが折り取られて その部分の文字を読み取ることができない。
壊れた跡を見ると, 台風など自然現象で壊れたものとは思われず, おそらく 酔っぱらいのいたずらでもあろうか。ひどいことをするものである。

これとは別に, 橋の反対側(西側)の 歩道上にも

撮影日
2003年2月
碑文
史跡東海道川崎宿   六郷の渡し

関東でも屈指の大河である多摩川の下流域は 六郷川とよばれ 東海道の交通を遮る障害でもありました。
そこで慶長5年(1600), 徳川家康は, 六郷川に六郷大橋を架けました。 以来, 修復や架け直しが行われましたが, 元禄元年(1688)7月の大洪水で流されたあとは, 架橋をやめ明治に入るまで船渡しとなりました。
渡船は, 当所江戸の町人がら請け負いましたが, 宝永6年(1709)3月, 川崎宿が請け負う・・・・・  (この先 碑が破損されていて 読み取れず)

        (寄贈・川崎ライオンズクラブ)

六郷の渡し 六郷の渡し
六郷の渡し
六郷の渡し