都営地下鉄新宿線・篠崎駅から 北西に1km。
鹿骨東小学校の南に「鹿見塚神社」があり, その境内に「鹿骨発祥の地・鹿見塚」という
石碑が建っている。また 神社の鳥居横には 江戸川区教育委員会の建てた 説明板が
ある。
「鹿骨」は この辺りの地名で「ししぼね」と読む。
下記の説明板に書かれた文章は 誤解を招きかねない書き方になっている。
奈良時代(8世紀), 藤原氏によって奈良の春日大社が創建されるに際して,
常陸の鹿島神宮から 分霊されたが, その際に 多くの神鹿を引き連れて およそ
1年かけて奈良まで行ったと言い伝えられており,
その途中 鹿が死んだためこの地に葬った。これが「鹿骨」の地名の由来。
戦国時代(16世紀)になって, 石井長勝や牧野一族などが この地の開拓に入って住みつき,
発展の基礎を築いたとされる。
この二つのことを一緒に書いたために 話が混乱している。