発祥の地bannar
日本羊毛工業発祥の地
〔にほんようもうこうぎょうはっしょうのち〕


場所
東京都荒川区南千住6丁目
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都立荒川工業高校と 荒川区総合スポーツセンターの間に 荒川区野球場があり, これの 西側道路沿いに 発祥の地碑が建つ。

碑は 小さなすべり台のような形の構造物で, 中央にはめ込まれた碑文に気がつかないと これが 発祥の地碑であるとはわかりにくい。
また これと並んで, 井上省三の像 および 石碑“井上省三君碑" が建っている。
井上省三は, 明治初期に ドイツで羊毛製品の技術を学び, この地に「千住製絨(せいじゅう)所」 (ラシャ布=厚手の密な毛織物 の製造工場)を建て, 初代所長となった人物。

撮影日
2003年9月
碑文
日本羊毛工業発祥の地

明治12年(1879)この地に官営の千住製絨所が設立された。
それまで輸入に頼っていた羊毛製品の国産化を意図して建てられたもので, 初代所長 にはドイツで毛織物の技術を学んだ 井上省三(1845〜1886) を迎え, ここに日本の羊毛 工業が始まった。
昭和20年操業が停止するまでの70年間, 大規模な毛織物の製造が行われ 日本の羊毛工 業の発展に寄与した。
地域の人々から「ラシャ場」と呼ばれた赤煉瓦洋風建築のこの工場は, 荒川区が近代 工業地帯として発展するきっかけとなった。

日本羊毛工業発祥の地  日本羊毛工業発祥の地 碑
  と
 井上省三像
井上省三君 碑   井上省三君 碑


2018/09/21 11:39:54