東武鉄道伊勢崎線の曳舟駅から 西に600m。
南に 桜もちで有名な長命寺, 北側に墨田区立屋内プール体育館があり,
首都高下のスペース入口に建つゲート脇に 「隅田公園少年野球場」と書かれた
逆三角形の形をした石碑が建っている。
ここは 隅田川沿いの“隅田公園”の北側に隣接する場所で, 対岸の浅草との間に架かる
人道橋“桜橋”は 200mぐらい南にある。そのため この野球場も隅田公園の一部とみなされている
のだろう, 「“隅田公園”少年野球場」 という名前がついている。
碑が建つほどの施設なので さぞや立派な施設かと思ったのだが, 期待外れだった。
野球場としては狭い。目測では 60m x 40mぐらいのグラウンドで,
周囲は高いフェンスで囲まれている。
ルールによると 塁間の距離は 30m弱だから, ダイヤモンドがようやく確保できるだけの
面積しかない。
ちょっとした長打でも ボールがネットに当たってしまうだろう。
まあ 日本で最も古い少年野球場で, その後拡張された形跡もないのだから,
狭いのもやむを得ないか。