JR信濃町駅から 南西に200m。明治神宮外苑の 絵画館前の道路脇,
山桜の木の下のベンチのそばに やや小型の石碑が建つ。
昨年(2005)10月17日に除幕式が行われたばかりの 新しい発祥碑。
東京オリンピックの前年(1963), 早大の学生だった 大西七郎氏が
サンフランシスコからニューヨークまで 歩いてアメリカ大陸を横断。
帰国後 早稲田・日大・青山・慶応・中央・御茶ノ水などの大学に呼びかけて
「歩け歩けの会」が誕生した。
初代会長は アマチュアレスリングの父・八田一朗氏。
翌 1964(昭和39)年10月 (東京オリンピックの開催中)に 第1回ウォーキング大会を
開催。毎月第1日曜日を“みんなで歩く日”と定め, 全国に歩け歩け運動を提唱して
運動の輪を拡大。
およそ10年後に 「日本歩け歩け協会」と改称し, 学生主体から徐々に社会人中心の
運営に移行し, 1983(昭和58)年 社団法人 日本ウォーキング協会 に発展した。