虎ノ門の 国立印刷局の前, ホテルオークラの裏に“新日鉱ビル”がある。
この敷地の西側の坂道(江戸見坂)に面して 発祥碑が建つ。
東京経済大学は 1900(明治33)年 大倉喜八郎によって,
当時の赤坂葵町 (現在のホテルオークラ隣接地)に創立された
「大倉商業学校」が前身。
以来, 大倉高等商業学校, 大倉経済専門学校を経て,
太平洋戦争後 「東京経済大学」となった。
大倉喜八郎は 明治・大正期の実業家で, 戊辰戦争・日清戦争・日露戦争などで
軍需品を調達して巨利を得,大倉財閥を築いた。
彼の興した事業は多方面にわたり, 商事会社・鉱山・土木などを経営。
ホテルオークラ・大成建設は 大倉財閥から発展した企業である。