発祥の地bannar
産業教育発祥之地
 [さんぎょうきょういくはっしょうのち] 


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場所
埼玉県児玉郡児玉町児玉
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JR八高線の児玉駅から 南西に約300メートル。 児玉公民館の前に この碑が建つ。

この地は もと埼玉県立児玉農工高等学校があった場所で, さらにその起源をたどれば 1884年(明治17)年に「競進社養蚕伝習所」が開設され 養蚕技術の教育が行われた場所である。 その歴史によって 産業教育発祥の地とされている。

ここから 北西に100m離れた 町民体育館の北側に隣接して, 現在も「競進社模範蚕室」が保存されている。(写真下)

撮影日
2004年12月   (写真提供 H.O.さん)
碑文
産業教育発祥之地
    埼玉県立児玉農工高等学校教諭 桜井盛司撰
    同              猪野 徹書
(副碑)
 明治17年(1884年) 木村九蔵は この地に競進社養蚕伝習所を開設, 養蚕技術の研究と普及に務めた。これが本県における産業教育の始まりと されている。さらに, この競進社養蚕伝習所は, 明治32年(1899年) 競進社養蚕学校として発足した。これは, 本県最初の農学校の誕生であった。 その後競進社養蚕学校は, 競進社実業学校, 児玉農学校, 学校法人児玉農業高等学校と校名を改め, 昭和47年(1972年) 県に移管され, 埼玉県立児玉農工高等学校となり, 昭和49年(1974年) 児玉町金屋へ移転した。 同校の創立90周年を機会に, この地を本県の蚕業教育発祥の地として, 地域社会, 地域住民の誇りをこめ, この記念碑を建立するものである。
  平成元年11月22日
                児玉町
                埼玉県立児玉農工高等学校

 
産業教育発祥之地碑
産業教育発祥之地 碑
(背後の建物は児玉公民館)
競進社模範蚕室
 競進社模範蚕室


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