![]() 人権モデル地区発祥の地 [じんけんもでるちくはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移行作業中です。 | |||||||
場所 |
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コメント |
JR紀勢本線の大内山駅より北東に2.5km。
国道42号(熊野街道)を大内山駅方面から北上すると,右側に「駒コミュニティ消防センター」と書かれた消防団の機材置き場がある。この入口に「人権モデル地区発祥の地」と書かれた金属の看板が建っている。 また,ここから南の梅ヶ谷駅近くにある「川口コミュニティセンター」の前にも同様の看板が建っている。
法務省では,人権思想の徹底と浸透をはかるため,1973(昭和48)年度から「人権モデル地区活動」を進めてきた。“一律的な普及活動から重点的な浸透活動へ”というスローガンの下に,全国各地の特定の市町村を「人権モデル地区」に指定し,これを拠点として啓発活動を重点的に行ない,その効果を漸次周辺へも及ぼしていくという考え方であった。
基本的人権は憲法で保証された権利であり,人種・信条・性別・社会的身分・障害等々を理由に差別されることはない,とされている。人権擁護の活動は 当初は同和問題を中心に始まったが,現在では同和問題はほとんど意識されることがなくなり,人権擁護の中心は“いじめ”や女性差別などに移りつつある。
この地が人権モデル地区の発祥の地とされた詳しい事情は不明だが,おそらく人権モデル地区活動が開始されて最初にモデル地区として選ばれたのが (旧)大内山村であったのではないかと思われる。 | ||||||
撮影日
| 2013年3月 (写真提供 OLDMANさん) | ||||||
碑文
| 人権モデル地区発祥の地 大内山村 | ||||||
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移転先 https://840.gnpp.jp/jinkenmoderuchiku/