![]() 帆引き船発祥の地 [ほびきぶねはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移行作業中です。 | |||||
場所 |
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コメント |
常磐線土浦駅から 霞ヶ浦大橋に向って, 霞ヶ浦に半島のように突き出た一帯がある。
この“半島”の先端近くに 歩崎公園があり, この公園内の“かすみがうら市水族館”前の
広場に 写真に示す 4メートル近い大きな白い石碑と, 帆引き船の形を刻み込んだ
副碑が建つ。
霞ヶ浦の名物「帆引き船」は, 1880(明治13)年に 現・かすみがうら市に住む 折本良平氏によって 考案された。最初は 水面近くを泳ぐ シラウオ漁を, 後には 水中深いところにいる ワカサギ漁を主に, 1967(昭和42)年までの100年間 霞ヶ浦における主要な漁法として 広く行われた。
帆引き船は 大きな帆を使い, 風の力によって船を横に流して漁をする。
帆船は通常 帆に風を受けて前に進むが, 帆引き船は 風力で網を引きながら 横に進む,
という世界的にも珍しい漁法である。
現在では観光用のみが残されている。 | ||||
撮影日
| 2005年9月 | ||||
碑文
| 帆引き船発祥の地 帆引き船発祥の宣言記念碑
明治時代になると,御留川(幕府・水戸藩の設けた禁
漁区)の制度もなくなり自由に操業が行えるようになり
煮干などが商品として有利に販売されると,漁民も漁に
熱が入った。そして加工法の改良に力をそそぐ一方,魚
をとる方法ががいろいろと研究され始めた。 | ||||
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