![]() 雁木発祥の地 [がんぎはっしょうのち] 場所
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JR磐越西線の津川駅から南東に700m。
津川地区中心の商店街の西のはずれに住吉神社があり,そこから東に「雁木」造りの商店街が続く。住吉神社に最も近い雁木の通りの入口に「雁木発祥の地」の碑が建っている。
「雁木」とは,雪国で商店などでみられる,雪除けの屋根のことで,店先の玄関の土間部分にひさしをかけて通行人が雪の日でも通行しやすいようにしたもの。上越市(高田)の雁木が有名だが,新潟県の各地にも見られるほか,秋田・青森などにも存在する。
津川の雁木造りは,慶長15年に藩主の指示によって始まったとされており,他の地域に比べて最も早い時期であったとして,発祥の地を名乗っている。
(参考) 「津川散策マップ」 道路脇に斜線が引かれた部分が雁木の通り 撮影日
2010年11月 碑文
雁木発祥の地 平成九年三月二十六日 津川町
慶長十五年(1610)津川大火復興の際,津川城主・岡半兵衛重政により家々の玄関先の土間の部分にひさしをかけ,雁木がつくられました。
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