![]() 苫前町水田発祥の地 [とままえちょうすいでんはっしょうち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移行作業中です。 | |||
場所 |
| ||
コメント |
留萌市の北40km。国道232号を北上し, 国道232号との合流点の先にある 古丹別川を越えて
すぐ右側に 大きな石碑と「苫前町水田発祥の地」と書いた木碑が建っている。
発祥碑の碑文は 漢文で, 内容を正確に把握するのは容易ではないが,
その内容から およそ次のような事情が読み取れる。
苫前は 日本でも最大級の風力発電サイトである。水田発祥の地碑がある場所から 少し南に
下ると, 40基を超える数の風車群が見られる。 | ||
コメント
(2008/9追加) |
『記念碑に見る北海道農業の軌跡』(※)によると,この碑は 藤田万助翁の没後13年祭に当たる
1907(明治40)年に 古丹別に建立されたが,1968(昭和43)年に修復再建され, さらに 1984(昭和59)年に
現在地,上平の古丹別川が見える高台に移設された。
藤田万助は 盛岡の人で,36歳の時に漁役夫として北海道に渡り,各地を渡り歩いた後 苫前の地に落ち着き,
荒野を拓いて 麦・豆・野菜など栽培した。明治初年の苫前地区は水戸藩の分領であったため,藤田は
水戸藩から毎年玄米7斗の扶助を受けて農業に励んだ。
※『記念碑に見る北海道農業の軌跡』 北海道協同組合通信社・刊(2008) .
| ||
撮影日
| 2006年6月 | ||
碑文
| 苫前町水田発祥の地
藤田萬助君 |
![]() |
![]() |
![]() |
苫前町水田発祥の地 碑
|
![]() |
![]() | 苫前の発電風車
|
移転先 http://840.gnpp.jp/tomamae-suiden/