![]() 白花豆植栽発祥記念碑 [しろはなまめしょくさいはっしょうきねんひ] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移行作業中です。 | |||||
場所 |
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コメント |
JR函館本線の倶知安駅から南東に40km。
国道276号で喜茂別町役場から支笏湖方面に向かうと,途中に旧双葉小学校の校舎を利用した史料館がある。このグランドの隅に 国道に面して「白花豆植栽発祥記念碑」と書かれた碑が建っている。
「白花豆」とは 白い花をつける「花豆」のことである。
下山嘉三氏は 1911(明治44)年 43歳の時に山梨県からこの地に入植し,豆の栽培を始めた。紅色の花の中に白色の花が混じることに気がつき,白い花をつける豆を選別して 翌年それだけを蒔いて再び白い豆を選別するという“純系淘汰”を行った。これを毎年繰り返すことで,紅花の比率がが徐々に少なくなり,白花が多くなっていき,1924(大正13)年になってようやく 白花だけになる“純化”に成功した。
現在,花豆の生産は 北海道が全国の95%を占めており,中でも(旧)留辺蘂町(2006年に北見市と合併)が日本一の生産量を誇っている。しかし 発祥碑のある喜茂別町での生産はほとんど皆無である。 | ||||
撮影日
| 2013年8月 (写真提供 OLDMANさん) | ||||
碑文
| 下山嘉吉翁の 白花豆植栽発祥記念碑
明治四十四年月下山嘉吉(四十三歳) | ||||
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移転先 http://840.gnpp.jp/shirohanamame/