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【酒呑童子】へのコメント       [99.9.16]


「明石たより」から「はまだより」に変わっても, 内容はあまりかわり映え しませんが, 今後もよろしくお願いします。

『酒呑童子』にたくさんコメントをいただきました。 その一部をご紹介します。


【 Mさんから 】

はまだより、開設おめでとうございます。

酒呑童子とは、初めて聞きました。
『童子』っていうのは、可愛いイメージがあったのですが、『酒呑童子』は、
どうも様子が違いますね。
しかし、お父さまのおっしゃった『本当はドイツ人のシュタイン・ドッジ』って
いうのは、すばらしい解釈ですね。たしかに、酒飲みで赤ら顔で大きい・・・
ですよね。

子供のころ読んだ本(絵本)など、内容が思い出せそうで思い出せないお話が沢山
あります。また、機会があれば・・・と思って、そのままですが、また、本屋さん
に行った時などに、読んでみたいなあなんて思いました。

【 Mさんから 】

再開、おめでとうございます!

「酒呑童子」ですが 初めて聞いたもので、ふりがなをふってもらってなければ
読むことも出来ませんでした。

ストーリー的にも、テレビ番組の 「まんが日本むかしばなし」 (現在は再放送版
のような気がしますが...)でありそうな童話だと思いましたが、これは絶対
"絵"になる話です。

博物館の中の写真で、"大江山の鬼"、 "世界の鬼" とありますが
私は "鬼"というと、東洋的なイメージなのですが どんな地域の"鬼"が展示されて
いたのでしょうね。


【 Fさんから 】

『はまだより』というからには横浜ネタかと思いましたが,まだまだ関西ネタは
尽きないって感じですね。

私は『酒呑童子』が鬼ということも知りませんでした。
それどころか正義の見方かと思ってました。。。
もちろん大江山が鬼で有名なことも全く知りませんでした。
鬼の出てくるおとぎ話は数多くありますが,ひょっとして『桃太郎』はこの話から
きた話なんでしょうか?なんか似ているような気がしますが。
あ・・違う。『桃太郎』が先にあったのか??

余談ですが私が一番好きな鬼のでてくるおとぎ話は『大工と鬼六』でしょう。。。
ご存じでしょうか?


酒呑童子の話は, 私にとって幼い時に聞かされた話ですが, 現代では ほとんど絵本の世界しかないのでしょう。

「童子」という名前がついているのは なぜでしょうね。 辞書を引いても「童子」には「子供」という意味しかないようで, どうして鬼の名前が 童子 なのかよくわかりません。
酒呑童子は子どものころは 伊吹童子 という名前があったそうだし, 大江山の四天王は全員が「童子」(星熊童子・虎熊童子・熊童子・かね童子)に なっていたり, また 他にも「茨城童子」という鬼の話があることを考えると, 何か 特別な意味合いがあったのかもしれません。

日本の鬼は インドの鬼である“夜叉”などが 仏教と一緒に輸入され, 平安時代から室町時代までは「恐ろしい 邪悪なもの」だったようですが, 後に 怖いのは幽霊の方に移り, 鬼は 桃太郎や一寸法師 などの昔話の中で 「やられる者」になり, 節分の豆で追い払われ 来年のことを言うと笑う「滑稽なもの」的な存在に変化してきたようです。
展示されていた「世界の鬼」は やはりアジアが中心でしたが, ヨーロッパの悪魔が鬼に相当するということで 次のような説明が書かれていました。

鬼といえば, 頭に牛のような角を生やし, 虎の皮のパンツをはいた姿が ポピュラーですが, これは「鬼門」という方位が 十二支でいうと うしとら(艮 = 丑寅) つまり 東北の方角にあたるため, 牛と虎の要素があるという こじつけののような理由だとか。


【 Uさんから 】

私も,鬼は赤ら顔をした西洋人で鼻の高い人が話の元だと思ったことがあります.
西洋人を全然見たことのない人が, 赤ら顔で, 2m近い身長で, 毛むくじゃらだったら
どんな似顔絵を書くかというと, 鬼のような顔になるのでしょう.
それがどんどんデフォルメされて今の鬼のような顔になった ...本名がシュタイン
ドッジだったかどうかは別として.


【 Mさんから 】

今回は「酒呑童子」ということで 興味深く読ませていただきました。

昔話には、いろいろな言い伝えがあり、地方によっては同じものでも異なる
ことが多いものですが、私の知らないことがたくさんあり、またまた、
物知り博士になったようです。

「越後の国 蒲原郡中村の百姓」とありましたが 私の田舎も新潟の西蒲原郡
と言って、4つの郡があり、それぞれ、東蒲原郡(今は白根市に変わりました)、
北蒲原郡、西蒲原郡、南蒲原郡と呼ばれています。
私の田舎の近くには、中村という地名はありませんが、もしかしたら、私も
小さい頃に、お爺さんからこれに近い話を、聞いていたかもしれません。


【 Wさんから 】

本当か嘘かは知りませんが、子どもの頃、父が『渡辺の綱という人が昔いて、
鬼の腕を切り取って退治したんや。その人が我が家の祖先や。』と言ってい
たのを思い出しました。
なにせ子供を寝かしつける時のおとぎ話ですから、真偽の程は定かではあり
ません。あしからず。(^_^;)


【 Hさんから 】

 まずは、再開、おめでとうございます。

 酒呑童子の話に出てくる「大江山」は京都にあったのですか。私は今まで
 箱根にあるものと思い込んでいました。それは、坂田金時のためです。

 金太郎が熊と相撲の稽古をした場所=足柄山
 足柄山=箱根に近い
 金太郎が大きくなりサムライになる=坂田金時
 坂田金時=源頼光の部下となって大江山の酒呑童子をこらしめた

   ∴ 大江山=足柄山の近く=箱根に近い

 というロジックで大江山は箱根の近くと思い込んでいました。


【 Oさんから 】

明石だより→はまだより新装開店、お祝い申しあげます。

今回は、私のルーツの訪問お礼申しあげます。
大江山の北側の海岸に網野町があります。ここは、祖父の出身地であり
子供(40年以上前)のころ良く遊びに行きました。
その車中、大江山を通過する時、祖父から大江山の酒呑童子について
良く聞かされておりました。
なんだか非常に怖いものであったと記憶しております。
小川さんのたよりを拝見して遠〜い昔の怪しげなもの (鬼?) に再会した
ような妙な気持ちになりました。


【 Kさんから 】

再開していただき大変嬉しく思います。

鬼の話は小さいころ、隣のおばさんに良く聞いたものです。今でも、頭の片すみに
残っていて、何かの機会に鬼が出てきます。
平安のころは、夜になるといたるところに真っ暗闇があり、妖怪も住みやすかった。
現代は暗闇が無く、妖怪も住みにくいと。ある作家の弁。
今、夜とは言え、照明が行き届き、鬼も住みにくくなったのかと。あるいはTV
ゲームには勝てないのかと思ったりもします。

【 Iさんから 】

「はまだより」新装開店おめでとうございます。
       ~~~
今回は、大江山の話題ですね。
大江には多少、縁があり、妹の嫁ぎ先が大江です。現在は京都に住んでいますが・・
大江は、酒呑童子(鬼)で有名ですが、あまり知られていないですが、近くに元伊勢
神宮(外宮、内宮があり、伊勢神宮の元祖といわれています)が有ります。
北タンゴ鉄道で行かれたら、大江駅の次に大江高校前(外宮)そのいくつか先に
大江山口内宮の駅があります。(地図で見ると)
... 妹の主人に聞いただけで、実は私も行った事はありません(^^;...

妹がお土産で持ってくる「鬼瓦」がおいしいですよ。つぶあんがぎっしり入って
いて、そのままお汁粉に出来そうな最中です。

大江山口内宮駅 博物館に行くバスの中から 元伊勢神宮を遠目に見ましたが, そんな有名な神社とは全然知らず 立ち寄ることもせずに 通り過ぎました。残念。

代わりに...というわけではないのですが, 帰りは 大江山口内宮駅から電車に乗りました。 何の知識もなしに たまたまそこに駅があったから 利用した, というだけの理由ですが, 本当に偶然でした。
写真のトンネルのような入り口から入ると, すぐ左側に無人の改札口があって, 左上のホームに上がる構造の駅です。



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